皆さま、犬の記念日はどう過ごしていますか?
うちの家では母の一存で肉を食べさせるということになっていて、“犬の好きなもの”=“牛肉”という頭に家族がなっています。生肉は食べなれないとお腹がゆるくなってしまうそうなので、なるべく脂肪のない赤みを買って焼いて与えていますがものすごい喜びようです。
太ももを前脚でロックして食べてる(笑)
うちの保護犬らいの暫定誕生日は11月ですが、2月にバレンタインケーキを用意することにしました。
食べてくれて嬉しい
うちの犬はけっこう偏食です。
タンパク質大好きで野菜や果物はあんまり好きじゃないのです。
与えるまではドキドキしていました。
大雑把な母は一口サツマイモのクリームを舐めて「うまい、これはらいが食べなかったら私が食べられる」なんて言っていましたけどね。人間の子供に食べさせてもいい食材で作られているケーキなので、できる芸当です。
取り分けて
食べたー!!
むしろガツガツ食べたー!!
おうおう、嬉しそうじゃないか。
気づけば、家族中らいを眺めて嬉しそうな顔をしております。
あれ、なんか楽しい。
家族が喜ぶことってこんなに楽しくて嬉しいんだ。
この気持ちはなんだろう
誰かが喜んでくれるのが嬉しいというのは人間の素敵な感情のひとつですね。
プレゼントもそうですし、綺麗な景色を見たら誰かに見せたくなりますし、美味しいラーメン屋に行ったらおすすめしたくなりますよね。
楽しい、嬉しいが育っていけば何かをする大きな原動力になります。
自分の家の子を可愛がることで芽生えた感情を今度は他の誰かにも与えたいと思う。
犬に良いものを与えすぎるとドッグフードを食べなくなるだとか。
何の記念日か犬はわからないんじゃないという人もいますが、愛がもっと大きくなるという点ではペットの記念日にケーキは大いにありだと思いますよ~。
もっとくれの顔。
ただし、食べさせ過ぎは注意です(笑)
記事監督 獣医師 藤沼淳也